1976(昭和51)年度  クラブ刊行物



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来たる木星シーズンにそなえて
                       1976.6

 1971(昭和46)年の蒼穹21号以来、長らくクラブとしての刊行物は発行されなかったよう
ですが、1976(昭和51)年になって、久しぶりに刊行物が出ました。

 当時の会長、50掛谷さんが一人で執筆したもので、観測への熱意と、会の活性化を願う
思いが込められています。これに合わせて木星のスケッチ用の紙を皆で作ったりしたもの
でした。

 我がクラブのOBには木星観測の大御所、33佐藤さんがいらっしゃり、当時よくクラブに顔を
出してくださっていました。編集者は当時入会したての1年生でしたが、掛谷さんが佐藤さんに
熱心に質問していた姿を覚えています。

 編集者の手元に、今でも現物が存在しますが、ジアゾ・青焼きなどといわれる方式で複写
されたものでしたので、年月とともにコントラストが落ち、読みにくくなって来ているのは残念
です。今日どこでも使えるコピー機はまだ珍しく、代金も高かった時代でした。