日食から帰って、旅のビデオを作った。宝島到着のシーンは、「ついに来た」と いうことで宇宙戦艦ヤマト(オールナイトニッポン放送劇版)のイスカンダル到着 シーンの音楽とセリフを使った。 (重厚にアレンジされたテーマ曲をBGMに、艦長が艦内放送のマイクを握る。) 「ヤマトの諸君、艦長の沖田だ。我々は・・・ついにイスカンダルへ来た! 見たまえ、今、諸君の目の前にイスカンダルがある。この機会に、艦長として 諸君に一言申し上げたい。ありがとう・・・以上だ!」 「ヤマト」を「としま」に、「イスカンダル」を「宝島」に置き換えたパロディで、 笑いを取るつもりであったが、ビデオに編集しているうちになぜか涙が出て、 止まらなくなってしまった。 個人的思い入れが強かったせいなのかもしれないが、この音楽とこのセリフには、 ものすごい力があると実感した。これを創った人々の素晴らしさを思わずにはいられ なかった。(いや、歳をとって、私の涙腺がゆるくなったのかもしれない。) |