1960年代(昭和35年〜昭和44年)
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この年表に入れたら良いと思うこと、修正すべき点などがありましたら、掲示版
「足跡」(私家版) もしくは メールフォームから、51-Kまでお知らせください。
1960年代 トピックス |
・『7年のあゆみ』は1961年3月3日の記録を以て終わっています。編集者の手元には『NOVA』・『蒼穹』はごく一部分のコピーがあるだけでして、 『7年のあゆみ』以後のクラブの歴史に関する情報は激減します。 皆様のご協力をお願いします。 ・1961(昭和36)年度より、教養部が東千田キャンパスに設置され、それに伴って会の活動の場所の中心も、皆実分校から東千田キャンパスへと移ります。 ・米ソ宇宙開発競争が熾烈な時代で、世間の宇宙への関心が非常に高かった時代でした。 61年の初の有人宇宙飛行と、69年の初の月面着陸は、人類史上最大級のニュースと言えるでしょう。 ・『NOVA』は1号は「会誌」、3号からは「機関誌」と銘打たれています。 NOVAは創刊号から7号まで発行されましたが、1961(昭和36)年11月発行の2号だけ、1970年代後半段階でBOXでは発見できませんでした。 外部からの手紙にも、Nova2号を 受け取っていない旨か書かれたものがありましたので、あるいは発行部数が少なかったのでしょうか? ・『蒼穹』は、通し番号の他に、発行年月日による呼び方(○○年○月号)、年度を基準とした数え方(昭和45年度を第1巻、翌年を第2巻として、 第○巻第○号とする)も存在しました。 ・1962(昭和37)年12月、西村製25p反赤(木辺鏡)が広大にやってきました。その後、西条移転までの長きにわたって我がクラブの「主砲」となります。 やがて教養部自然科学棟屋上にドームが出来て、そこに納められることになります。 最初、広大にはドームがなく、県の理科教育センターは、ドームはあるが、望遠鏡が未完成、と言うことでしばらく理科教育センターの方に有ったという話です。 広大のドーム建設、望遠鏡設置の様子などに関して、ご存じの方は、ぜひ教えて下さい。 ・このころ、木辺鏡で有名な木辺氏は、よく天文學会にもおいでになり、会員の何人かは直接の教えをいただいて鏡を磨いていました。 ・1960年代末は学生運動が全国の大学を席巻した時期でした。アポロ11号の月着陸の頃、広大は封鎖・紛争のまっただ中。クラブも大きく影響を受けました。 |
年代 | クラブの動き | 世の中の動き | |
1960年 (昭和35年) |
1月 8日 幻燈会 と百人一首(男性2勝) 送別会について相談 1月17日 34年度卒業生送別会 場所 教育会館 会費 男性350円 女性300円 22名出席 1月19日 大学旗制定 2月 5日 150回 ガリレオ望遠鏡発明後250年と150回を重ねた 会のため、本年何か行事を持つことを相談 2月 7日 1h50m45s4 アルデバラン Occultation観測成功 2月20日 OB・OGを交え、今後の活動について話し合い 〃 152回 来年度読書会『宇宙と生命』シャプレー著 白楊社 300円と仮決定したが、新入生の意見も聞くことに 2月25日 153回 昭和34年度天文学会を終了 3月 今春卒業する会員が、新設される楽々園プラネタリウムに就職 3月19日 楽々園プラネタリウム開館式 千代田光学精工(後のミノルタ)のノブオカ式S型 20日から一般公開 大人80円、小人60円団体割引在り (料金は1971(昭和46)年8月末の閉館まで変わらず) 4月15日 154回 村上先生ほか38名出席 自己紹介と今後の活動方針など説明 4月20〜23日 バーナム彗星・こと座流星群を皆実分校と己斐旭橋 付近の二箇所で行う 4月23日 新入生歓迎プラネタリウム見学(午後2時30分 己斐駅集合) 4月29日 新入生歓迎ピクニック 呉娑々宇山(9時バスセンター集合) 5月 6日 156回 読書会テキスト『望遠鏡なしの天文学』 ピエール.ルソー著 石田五郎訳 白水社 120円 に決定(2月20日の仮決定から変更) 5月17日 Soviet人工衛星観測 眼視でひとりのみ観測成功 (翌5/18は観測出来ず) 6月 3日 広大天文学会親睦会 31名出席 6月10日 160回天文学会 7月11〜16日 夏期天文講習会 ・11日 星座・時刻計算・日出没時間計算・座標転換 ・12日 三滝植松山に登り、星空を仰ぐ ・13日 星の距離の求め方 ・14日 ケプラー方程式と天体の運動 ・15日 球面三角法 ・16日 朝日会館屋上で清遊 9月 5日 皆既月食 皆実分校で観測 9月16日 168回 25名出席 試験休み前で議題多し ・月食観測報告・人工衛星観測報告(エコー衛星) ・東亜天文学会に出席して (明石天文科学館、広島より8名出席) ・村上先生お祝い会 ・火星接近(12/25)に向けて観測開始 ・大学祭展示(11/3〜6)・月面鑑賞会(10/5) ・有志による大山登山計画(10/6,7,8)など ・大学祭(11/3〜6)の展示会への参加を決め、準備に入る ◎大阪で開催中の大宇宙博を見学し、参考にする ◎今までの会での研究・観測をまとめ、発表する ◎一般人を啓蒙する内容も盛り込む 作業は連日徹夜に近い追い込みとなる 9月31日 大学祭の準備について臨時会(169回)を開催 10月 5日 月面鑑賞会 (オツキサンコンバンワの会)18名参加 中秋の名月 試験中のため早くに登った組と後便との2班に分かれるが 6時頃山頂で合流。 8時30分頃より下山 ノートへの落書き このころより増加し書記以外の書き込みが多くなる 10月14日 170回 読書会 大学祭の展示会案、テーマ、責任者など決定 人工衛星 日食 火、木星 太陽黒点 月 流星、流星塵 彗星 写真、星雲 天文学の歴史 恒星 全国の天文台 11月3〜6日 大学祭 教育学部124号室と理科教室に展示 図表100枚、写真156枚、スケッチ、模型等を展示 3日 展示会初日。 最初の客は会員の母であった 4日 金曜日につき会場にて171回天文学会例会 曇天につき観望会は延期 5日 本部(東千田キャンパス)正門前で天体観望会 一般の人にも天体を見てもらう 6日 最終日 4時より片付け 天文教室にて慰労および反省会 11月 7日 17時より学生集会所にて慰労及び反省会 最高殊勲賞 Kさん、敢闘努力賞 W君 11月11・12日 蒜山へハイキング 大学祭慰労会を兼ねる 10名+1参加 11月25日 174回 23名出席 読書会 『望遠鏡なしの天文学』 読了 これより展示会の内容についての発表を順次行なう (初回は流星課 流星塵について) この頃から足跡への書き込み(落書き?)はイラストが混じるようになる 11〜12月頃? 20cm反射望遠鏡取り付けのため皆実分校校庭で、 基礎工事をする。(2m四方の枠にセメントを流し込む)
12/20 広大天文学会クリスマス兼忘年会 6h〜10h 於 学生集会所 26名出席 10時ころ解散 2次会 S氏初め総勢?名 ナガレカワ 源蔵、次いで デンスケへ ここで工学部 頼実先生に会い意気投合 ビールを飲みながらエントロピーの話など エントロピーを使わずにエネルギー保存側を説明せよとの 難題を、、、、 この先生、後に学長となられた。(1981(昭和56)年) 読書会テキスト 『望遠鏡なしの天文学』(白水社 クセジュ文庫) 『星から宇宙』(白楊社) 例会は読書会プラスSpecial Issueという形で行う 太陽・惑星・軌道計算・流星・変光星・流星塵の分科会 会費年200円(一括払い) |
1月19日 日米新安保条約に調印。安保反対闘争。 2月18日 スコーバレー冬季オリンピック(米)〜28日 3月 三井三池争議 5月24日 チリ地震津波 6月15日 安保条約反対闘争でデモ隊、国会突入をはかり 死者が出る。 8月19日 ソ連スプートニク5号を打ち上げ。犬2匹などを 搭載し、無事に地球に帰還させる。 8月25日 ローマオリンピック 〜9月11日 9月10日 カラーテレビ本放送開始 10月19日 東京天文台岡山天体物理観測所 開所式 188p・91pで予備観測を開始 188pは英グラブ・パーソンズ製 91pは日本光学製 10月12日 社会党浅沼委員長刺殺事件 12月17日 国民所得倍増計画 閣議決定 カラーテレビ だっこちゃんブーム カープ 初の勝率5割越え(4位) 国立大学授業料 年額9000円(1956年〜) |
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1961年 (昭和36年) |
1月13日 178回 20名出席 1961年最初 今年の百人一首は女性の勝ち 1月23日 卒業生送別会 5:30? 於 教育会館 27名出席 会費350円 すきやき会 T W M Sの4氏に地球儀を送る 二次会は 衆望 その後は例のごとし 2月17日 移転と改築で足の踏み場もないほど混雑した思い出多い 研究室で最後の例会を開き、思い出話にふける 参加者10名 3月 3日 新しい部室に入る 3月 6日 皆実分校と東千田キャンパスの教育学部附属中・高とを 相互移転。 (一般教養課程は皆実分校から東千田キャンパスへ移り、 教養部となる。附属中・高は東千田町から皆実分校敷地へ 移転) 3月31日 『天文学会 七年の歩み』発行 4月14日 182回 本年度(昭和36年度)第1回 新入生18名を含み 41名出席 自己紹介(特に新入生の)その他 4月21日 183回 雨 役員改選 会長 33S 会計 35M 書記 34K、34Aさん 33Hさん、一年間書記ご苦労様 4月22〜24日 東亜天文学会 月、火星シンポジューム 於 山本天文台 佐藤さんほか2名参加 4月23日 新入生歓迎ピクニック 宮島へ 19名参加 新入生は多かったにも関わらず参加者が少なかった。 9:30 宇品港 出発 宮島へ。 包ヶ浦のその先で離れて、二班になってしまう。 宇品へ帰着後 ぶらじる にて もう一度歓迎会 このあたりから会の運営問題、研究目的、天ブン学会論など議論が行なわれる。 4月28日 184回 28名出席 ・読書会 星から宇宙へ ・広大天文學会 人工衛星観測班は 世界ナンバー 11 となった。 しかし、観測体制は未だ整わず。 ・シュミットカメラは理学部屋上において観測開始の予定 5月13日 楽々園プラネタリウム見学 2時 己斐駅集合 天文台が完成目前 6時より 星の会に参加 5月19日 工業教員養成所設置 5月26日 187回 27名出席 読書会・研究発表などの後、雑談 会の運営etcについて a. 分科会をつくろう b. 会誌をつくろう c. 天文の普及に努力しよう d. 人工衛星観測について (当分の間)今まで通り、全員でやる 5月28日 楽々園プラネタリウムに25p反赤(西村製・木辺鏡,、当時 県下最大)を備えた天文台がオープン。後に東千田キャンパ ス教養部屋上に設置される25p反赤とは、姉妹機的な存在 であったという。 6月 4日 村上先生博士号取得祝賀会(一碧荘) 35名出席 6月 7日(水) 6/15 6/20 6/28 天力ゼミ 6月12〜13日 シュミットカメラ 初運転 琴座付近を3枚撮影 星像は十字線入りの直径5ミリほどだった (要するに完全なピンボケ) 6月16日 190回 32名出席 電気がつかないため11号教室で 読書会 星から宇宙へ 火星編 研究発表 太陽系創成説について 連絡事項 夏期講座 天文普及開拓事業について アストロコーラス 7月 7日 193回 23名出席 読書会 星から宇宙へ 第4編 星 発表 33H嬢による 七夕星をめぐる伝説について 7月 8日 親睦会 於 学生集会所 5時より 会費 100円 28名 出席 7月 9日 会誌 『NOVA』 創刊号 発行 7月11〜14日 夏期天文講習会(教養43号にて) 7月15日 南原峡ハイキング 17名参加 リクリエーション 飯盒炊爨 バスセンター9時集合 交通費 150円 副食費 50円 7月 天文開拓普及班観望講演 市内の小中学校を中心にまわる (7月16.18.19.21.23.24.25.27の各日) 10月22日 観月会(宮島弥山にて) 会費70円 交通費 140円 弁当各自持参 午後2時 西広島駅集合 20名参加 4時半頃 弥山登山開始 7時半頃 下山開始 10月28日 一般対象観望会 校門付近で 6時より 10月29日 流星シンポジウム 山本天文台 7名参加 11月10日 198回 30名出席 読書会 超銀河系 発表 3名による 6題 200回記念について 例会200回を記念して 11/23〜26に大山登山を計画 (後日、199回時に 道後山へ変更) 房州へ移動して人工衛星観測継続に関する会議を開く 「適当な場所があれば早速再開する。」とした 11月14日 会誌 『NOVA』 2 発行 11月24日 第200回例会 26名出席 5時30分から 22号教室にて 人工衛星観測再開第1回 61 δ1 観測成功 11月24〜26日 例会200回記念行事の一つとしての 道後山登山 16名参加 12月10〜14日4 0時〜2時(?)の予定で双子座流星群の合同観測 計数観測及び、写真による輻射点 村上先生宅(己斐)と天文研究室でのシュミットカメラ等 による写真観測 結果 ・ 11〜12日3枚、13〜14日 3枚の群流星の写真を得て 輻射点を求めた。 ・ 1時間80個を数える。 12月22日 機関誌 『NOVA』 3 発行 12月22日 クリスマスパーティー28名参加 集会所にて 5時半からの予定なれど6時ころから始まる。 会費 150円 プレゼント 50円相当 8時40分 散会 会誌3号配布 タカノ橋 ブラジルにてひと休み、その後 大番 O・K、、、 ・流星・太陽・惑星などの観測がおこなわれる ・東千田キャンパス移転による用地不足その他の理由でストップしていた 人工衛星観測も11月から再開された。 ・学習会として 天力ゼミ(平山清次著『小惑星』岩波全書)、 宇宙論研究(『天文学』岩波全書) も行われている |
1月20日 ケネディ、米大統領に就任 2月12日 ソ連、世界初の金星探査機ベネラ1号を打ち上げ 5月19日および20日に金星の10万km以内に 接近。太陽の周りを回る軌道へ。 4月15日 ワンマンカー登場、車掌が同乗しない運転手だけのバス 4月12日 ソ連、有人宇宙船ヴォストーク1号の打ち上げに成功。 ガガーリン人類初の宇宙飛行。地球を1周して帰還。 「地球は青かった」 5月5日 米 マーキュリー3号(フリーダム7)の打ち上げ。 アラン・シェパード米初の宇宙飛行 (ただし16分あまりの弾道飛行) (宇宙船の愛称の最後の「7」は最初に選ばれた 宇宙飛行士7人の結束を表すといい、しばらくこの ネーミングが続く) 5月25日 米ケネディ大統領、「1960年代の終わり までに 人類を月面に到達させる」と公約 8月 1日 釜ヶ崎騒動 8月 6日 ソ連ウォストーク2号、地球を17周 チトフ 8月13日 ベルリンの壁構築 ベルリンは東西対立の最前線であった 8月23日 米月探査衛星レンジャー1号を打ち上げるも、 軌道投入に失敗 9月26日 大鵬・柏戸、横綱に昇進。柏鵬時代と呼ばれる カープ 門前眞佐人監督に 国立大学授業料 年額9000円(1956年〜) |
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1962年 (昭和37年) |
? 『流星観測報告文』発行 発行日発行日不明 双子・四分儀群の報告と観測記が載せられている 1月12日 204回 21名出席 読書会 空間曲率 人工衛星観測 かすみのせいか見えず 送別会の予定 1/20? 1月19日 205回 20名出席 読書会 空間曲率 発表 太陽粒子と磁気嵐について オーロラ現象その他 N氏 星の光の偏光について W氏 追い出しコンパ計画 恒例カルタ会 2:1で男性勝利 1月25日 四年生送別会 学生クラブにて 5時半より 34名出席 卒業生多く、贈り物はシャープペンシル 1月26日 206回 16名出席 読書会 星から宇宙へ 読み終える 3月 東千田キャンパスに図書館本館新築完成 3月 機関誌 『NOVA』 4 発行 (表紙は3月の日付、奥付では4月1日付けとなっています) 4月13日 207回 21名 + 新入生 6名 自己紹介 新歓行事 読書会テキスト 新星座巡礼 宇宙と星 など 会計報告 収入 13,711 支出 16,502 赤字3,280円 とりあえず 会費200円を集金 4月21日 新歓プラネタリウム見学 楽々園へ 1時半 己斐駅集合 4月22日 新歓ピクニック 江田島へ 9時 宇品港(市営)集合 弁当持参 江田島 古鷹山? この頃 211回例会まで記録がほとんど途絶している。イラストのみ 5月 1日 第一回 総会 本年度役員選出 15名出席 6月11日 人工衛星観測半再結成式 タカノ橋 房州にて 6月15日 親睦会(ソフトボール・茶話会) 7月 6日 機関誌 『NOVA』 5 発行 7月 7日 星まつり 水分峡で徹夜討論 7月23〜31日 夏期天文普及班巡回 市内の小中学校をまわる 10月 6〜12日 長野県松本市塚原高校60センチ反赤による観測 (土星食) 乗鞍コロナ観測所見学 10月14日 お月見 岩屋観音にて 10月17日 臨時例会 大学祭参加について 10月22日 オリオン座流星群観測開始 (広島・呉にて) 11月3・4日 大学祭 展示会 11月16〜18日 しし座流星群観測(広島・呉) 11月22〜26日 大山周遊旅行 12月17日 西村製25p反赤(木辺鏡)到着 12月18日 25p反赤を図書館屋上で組み立て 1964年ごろ撮影とされる航空写真を見る限り、 まだ教養部自然科学棟は建設されておらず、 したがって、25pが収まることになるその 屋上のドームもない。 12月20日 クリスマス・忘年会 12月20日 機関誌 『NOVA』 6 発行 このころ、西村製25p反赤(木辺鏡)作られる(?)1982年の記事参照 |
2月 1日 東京都、世界で最初の1千万都市となる 2月20日 米マーキュリー6号(フレンドシップ7)打ち上げ。 ジョン・グレン米初の地球周回飛行。地球を3周 2月27日 国産初の電子計算機 4月23日 米レンジャー4号打ち上げ。米で初めて月に到達 4月 関・ラインズ彗星 −2等級に 4月 東京天文台岡山天体物理観測所 本観測開始 7月10日 世界一のマンモスタンカー完成(佐世保) 8月 5日 クェーサー発見 8月 6日 第8回原水爆禁止大会 分裂 8月11・12日 ソ連ボストーク3・4号を打ち上げ。史上初の ランデブー飛行と宇宙空間における通信を行う。 (ランデブーするように計算して打ち上げられた) 8月12日 堀江謙一、ヨットで太平洋を横断、 サンフランシスコに到着 8月30日 初の国産旅客機「YS−11」テスト飛行。 9月26日 若戸大橋開通 北九州・洞海湾をまたぎこす橋 10月22日 キューバ危機。ソ連がキューバにミサイル基地。 米は海上封鎖で対抗。 11月 1日 東京天文台 堂平観測所 開所式 11月 4日 草加次郎事件 草加次郎と署名された小荷物が 爆発。以後、翌年まで事件が続く。 11月18日 ダイヤル市外通話始まる 12月14日 米マリーナ2号、金星から約3万5千qを通過。 国立大学授業料 年額9000円(1956年〜) |
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1963年 (昭和38年) |
7月21日 北海道で皆既日食(日の出直後・高度3度・継続時間30秒) 天文学会有志は北海道 知床半島 羅臼岳へ遠征。 観測に成功 1965年から、会誌『蒼穹』に「1963721」というタイトル で旅行記を連載 11月 大学祭で日食展 12月31日 機関誌 『NOVA』 7 発行 |
1月 1日 アニメ 鉄腕アトム放送開始 1月23日 三八豪雪 北陸に歴史的な大雪 3月31日 吉展ちゃん誘拐事件 6月 5日 黒四ダム完成 6月16日 ソ連のテレシコワ、ヴォストーク6号で女性として 初の宇宙飛行。 コールサイン「ヤーチャイカ(私はカモメ)」 7月21日 北海道で皆既日食 10月26日 東海村の原子力研究所、日本初の原子力発電 11月 9日 三井三池炭鉱事故 11月22日 ケネディ大統領暗殺 11月23日 初の日米テレビ宇宙中継。 飛び込んできたのはケネディー暗殺のニュース 12月 8日 力道山けんかで死亡 カープ 白石勝巳監督 2度目の監督就任 国立大学授業料 年額1万2千円に |
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1964年 (昭和39年) |
6月23日 大学会館設置 秋 流星観測 3日間で約40人が参加 12月 クリスマス会 天文準備室にて |
4月 1日 海外観光旅行自由化 4月 6日 ひょっこりひょうたん島放送開始 4月 8日 ミロのビーナス展 5月 5日 カープ 王シフトを初実施(後楽園球場にて) 7月30日 トンキン湾事件 米がベトナム戦争へ進むきっかけとなる 10月 1日 東海道新幹線開業 10月10日 東京オリンピック 〜10月24日 10月12日 ソ連、3人乗りのボスホート1号打ち上げ。 東京オリンピックにメッセセージを送る 平凡パンチ創刊 カープ 王シフトを考案・実施する 国立大学授業料 年額1万2千円(1963年〜) |
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1965年 (昭和40年) |
3月 理学部2号館竣工 4月 1日 歯学部設置 4月16日 新入生歓迎会 5月 5日 新入生歓迎ピクニック 灰ヶ峰 5月15日 『蒼穹』 1号 発行 「1963721」連載開始(北海道日食観測隊の紀行) 郵送料を出せば、卒業生にも蒼穹を送っていた。 「10円切手8枚で1年間蒼穹を郵送します」とある。 6月15日 『蒼穹』 2号 発行 「いつかきた道」連載開始(先生の自叙伝) 7月 1日 『蒼穹』 3号 発行 郵送料未納の先輩諸氏に督促の言葉 11月 しし座流星群 出現がすばらしかった 11月30日 『蒼穹』 4号 発行 12月17日 『蒼穹』 5号 発行 流星観測盛ん この年、教養部自然科学棟が完成し、5階に天文学教官室、屋上にドームが設置される。 |
2月 1日 原水爆禁止国民会議(原水禁)結成 原水協から分裂して、原水禁を結成。 2月 7日 米、北爆開始。ベトナム戦争に直接介入。 3月10日 富士山頂に気象レーダー完成 3月14日 新種、イリオモテヤマネコ発見 3月18日 ソ連ボスホート2号でレオノフが人類初の宇宙遊泳 3月23日 米ジェミニ3号 ジェミニ計画初の有人飛行 4月 1日 国産旅客機YS11就航 6月 4日 米ジェミニ4号でホワイトが米初の宇宙遊泳 6月12日 家永教科書裁判始まる 教科書検定をめぐる裁判 6月22日 日韓基本条約調印 7月27日 静岡県登呂遺跡で弥生時代の水田跡を発見。 8月21日 ツタンカーメン展 10月20日 池谷・関彗星、近日点通過。太陽コロナの中を通る。 12月15日 米ジェミニ6号・7号ランデブーに成功 宇宙船を操縦しての自力ランデブー ヒロシマ・ノート(大江健三郎) カセットテープレコーダー 11PM 放送開始(〜1990年) 大都市のスモッグによる大気汚染深刻 カープ 白石勝巳から長谷川良平監督に、年度途中で交代1 巨人 V9の始まりの年 国立大学授業料 年額1万2千円(1963年〜) |
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1966年 (昭和41年) |
2月 4日 『蒼穹』 6号 発行 昭和40年度、『蒼穹』は8号まで発行予定だったが、 6号までとなる 昭和41年度の役員は新2年を中心に編成(従来は新3年中心であった) 4月15日 新入生歓迎会 21号教室にて'天文機材の説明を兼ねる) 終了後、星を見る 4月17日 新入生歓迎ピクニック 呉二河峡 5月13日 『蒼穹』 7号 発行 新入生特集号的内容。新入生による編集であった。 6月10日 『蒼穹』 8号 発行 7月 1日 『蒼穹』 9号 発行 8月7・8日 山本天文台で流星観測者会議。会より5名が参加 10月10日 『蒼穹』 10号 発行 11月1〜2日 大学祭 映画会(Geminiのランデブーとドッキング) 講演会(演題:宇宙時代、講師:村上先生) 展示会(天文準備室で写真・スケッチ) 観望会 11月17〜19日 しし座流星群観測 大学構内の他、三原・大茶臼山・廿日市などで観測 写真による3点観測を目指し、四連カメラを作成 12月10日 『蒼穹』 11号 発行 12月16日 クリスマス会(会室=天文機具室にて)先輩諸氏も招待 |
1月14日 ソ連コロリョフ、死去 ソ連宇宙開発の中心人物。 スプートニクやボストークを成功に導く。 ソ連の秘密主義により、亡くなって初めて、彼の存在 が公になった。 1月18日 早稲田大学でスト 校舎をバリケードで封鎖 2月 3日 ソ連無人探査機ルナ9号 世界初の月面軟着陸に成功 3月 1日 ソ連ベネラ3号、金星に衝突か。データは得られず 3月16日 米ジェミニ8号、アジェナ標的機衛星とのドッキング に成功 その後異常回転が発生し、緊急帰還 4月 3日 ソ連ルナ10号、世界初の月周回探査機となる 5月 2日 沢田教一、ベトナム戦争の報道でピュリッツァー賞 5月30日 米無人探査機サーべイヤー1号、月面に軟着陸。 以後、1968年の7号まで、2機が月面に衝突した 他は月着陸に成功 6月25日 敬老・体育・建国記念、の各日が祝日に 6月29日 ビートルズ来日 武道館で5回のコンサート 7月 4日 成田に国際空港を建設する旨の閣議決定。 反対闘争が起こる 8月10日 米ルナ・オビーター1号を打ち上げ。アポロの 月着陸地点を決めるための写真撮影に成功。 以後、1967年、5号まで打ち上げ。 11月11日 米ジェミニ12号打ち上げ。12号でジェミニ計画は 終了し、アポロ計画に移行。 12月27日 衆議院、黒い霧解散 航空機事故相次ぐ 全共闘 新三種の神器「3C」( カラーテレビ、カー、クーラー) グループ・サウンズブーム 連続テレビ小説おはなはん ウルトラQ ウルトラマン 週刊プレイボーイ創刊 国立大学授業料 年額1万2千円(1963年〜) |
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1967年 (昭和42年) |
4月15日 『蒼穹』 12号 発行 7月8日 いるか座に新星 写真を使った光度曲線を作成 7月12〜15日 夏期合宿 蒲刈島恋が浜(豪雨後で島は大変であった) 1・2年生6名が参加 10月16日 『蒼穹』 13号 発行 11月 しし座流星群を観測 12月10日 『蒼穹』 14号 発行 |
1月27日 米アポロ1号火災事故.。発射台の司令船で火災。 3人の宇宙飛行士が死亡。 (すでに無人のアポロが2機打ち上げられていた が、犠牲者を悼んで、このロケットをアポロ1号と した。そうした関係で、アポロ2号・3号という 宇宙船は存在しないこととなり、次のアポロは 4号となる) 2月11日 初の建国記念の日 各地で抗議行動も 3月 非核三原則を決定 6月26日 国際衛星を使った世界同時中継「Our World」 24カ国で放送。イギリスからはビートルズの 「愛こそはすべて」の録音風景を中継 8月 ASEAN結成 10月18日 英モデル、ツイギー来日 ミニスカートブーム 10月18日 ソ連ベネラ4号(金星4号)金星へ着陸カプセルを 投下、金星大気を測定。軟着陸成功か否かの 評価は微妙 10月19日 米マリナー5、金星に最接近、大気を観測 10月31日 吉田茂元首相の国葬。 国葬は戦後初。 11月 9日 米サターンX型ロケット初飛行に成功 (アポロ4号) 12月 3日 南アで世界初の心臓移植手術 12月11日 英仏、共同で超音速機コンコルドを完成 NHKがラジオ受信料を廃止 オールナイトニッポン放送開始 日刊アルバイトニュース(学生援護会)創刊 国立大学授業料 年額1万2千円(1963年〜) |
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1968年 (昭和43年) |
4月(?) ハイキング、雨 5月 『蒼穹』 15号 発行 広大天文ドーム25p反赤によるM13の写真を表紙に 7月 『星のため息』 創刊号 星を見る会会誌 発行 星を見る会の会誌 内容は、天文学(テンブンガク)・誌・散文・ショートショートなど 8月 SF同好班誌 『メランコリア』創刊号 発行 SFの好きなものが集まり、SF同好班を結成 10月19日 トランプ大会 10月26日 『蒼穹』 16号 発行 11月 しし座流星群の痕を2点観測 写真から上空の大気速度を計算 12月16日 『蒼穹』 17号 発行 |
1月 チェコスロバキア、プラハの春 1月19日 米原子力空母エンタープライズ、佐世保寄港 反対運動起こる。 2月20日 金嬉老事件 3月28日 東大卒業式中止 全学闘争委員会が安田講堂を占拠したため 4月12日 霞ヶ関ビル完成。日本初の超高層ビル。 6月 5日 米ロバート・ケネディー上院議員暗殺 6月26日 小笠原諸島返還 7月 1日 郵便番号制度始まる 8月 8日 日本初の心臓移植 10月12日 メキシコオリンピック〜27日 陸上100mで米ハインズが9秒9 10月11日 米アポロ7号打ち上げ。 アポロで初の有人飛行。 10月21日 新宿騒乱事件 新左翼学生らが新宿駅に乱入、南口が炎上 12月10日 三億円強奪事件 12月 9日 ソ連二人乗り月周回ロケットの打ち上げを断念 12月21日 米アポロ8号打ち上げ。 24日 有人宇宙船として始めて月を10周し帰還 水俣病・イタイイタイ病を公害病と認定 ゲバ 映画「2001年宇宙の旅 2001」 ボンカレー80円(レトルト食品普及へ) カープ 根本陸夫監督就任 広島東洋カープと改称 初のAクラス 国立大学授業料 年額1万2千円(1963年〜) |
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1969年 (昭和44年) |
1月 9日 広大全共闘結成 1月17日 第400回例会 400回を記念して卒業生も招いての記念行事を計画 17日 記念講演 先輩との歓談 18・19日 レクレーション(トランプ大会・バドミントン大会) 2月12日 評議会と全共闘の団交 19日も 2月24日 教養部新館封鎖。以後次第に東千田地区のほとんどの 建物が封鎖されまた,霞地区においても医学部の建物が 封鎖された。 3月3・4日 入試を学外で実施 3月25日 卒業証書授与式・学位記授与式を分散で行う 3月31日 工業教員養成所廃止 4月 9日 大学院入学宣誓式を分散で行う (学部入学式は実施できず?) 5月12日 飯島新学長と全共闘の団交 15日も 6月 4日 新入生に対し,オリエンテーションを行う 8月16日 広大、『大学の運営に関する臨時措置法』の対象となる 封鎖解除・大学正常化ができないと、大学の存続に 関わる可能性が出てきた 8月17〜18日 機動隊導入。東千田地区の建物の封鎖解除。 クラブ棟を焼失 医学部は自主的に封鎖解除。 10月24日 『蒼穹』 18号 発行 10月の段階で「新入生を迎えて」の文章を掲載 |
1月18〜19日 安田講堂攻防戦。 東大紛争による封鎖解除に機動隊を導入。 この年、東大入試は実施されず 2月21日 ソ連有人月ロケット用のN-1、実験失敗 2月 8日 アエンデ隕石 メキシコ・アエンデ村に隕石多数が落下。 3月 1日 NHK、FM放送開始 5月22日 米アポロ10号、月着陸船で月面から高度15qまで降下 6月28日 新宿西口地下広場事件 機動隊がフォークソング集会の若者たちを排除。 7月 3日 ソ連有人月ロケット用のN-1、2度目の実験失敗 (70年代前半にも2回失敗し、計画中止となる) 7月21日(日本時間) アポロ11号、月着陸に成功。 人類初の有人月着陸。 アームストロングとオルドリン、月面を歩く。 白黒で全世界にテレビ中継。 ・アポロ11号に先んずること数時間、月の石を採集し 地球に持ち帰るべく計画されたソ連の無人探査機 ルナ15号は着陸に失敗 8月 3日 大学の運営に関する臨時措置法成立 17日施行 8月 6日 初の歩行者天国(旭川市) 8月15日〜17日 米 ウッドストック・フェスティバル 8月18日 全国高校野球(甲子園)決勝戦 松山商 対 三沢、延長18回引き分け再試合。 9月28日 マーチン隕石 オーストラリア・マーチンに100kgの隕石落下。 11月 5日 大菩薩峠で軍事訓練中の赤軍派を逮捕 11月19日 米アポロ12号、月に着陸。米の月探査機サーベイ ヤー3号の着陸地点のすぐそば。同機と再会を 果たし、部品を持ち帰る。 カラー中継するも、開始早々レンズを太陽に向けて カメラを壊す。 公衆電話3分10円に コノミック・アニマル、モーレツ、ボーリングブーム 水戸黄門 8時だヨ!全員集合 サザエさん 放送開始 国立大学授業料 年額1万2千円(1963年〜) |
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