1970年代（昭和45年～昭和54年）
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| 1970年代 トピックス |
| ・1970年 長いこと広大天文學会をご指導くださった村上先生が御退官され、後任として内海先生が御着任になりました。お二人の先生の縁（えにし）につきまして は、1950年の項をご覧ください。 ・大学紛争の後を受けて、大学の改革が始まり、その中で西条（後の東広島市）への統合移転が決定されて行きました。 ・1977年4月に、クラブの名称が「天文学会」から「天文学研究会」に変更されました。難しそうなイメージを取り払って多くの人に入会してもらい、クラブを 活性化させたいという若手会員の思いが発端でした。従来の「天文學会」と別のクラブが新たに発足したということではありません。会の名称が変わった だけで、構成メンバーも活動基盤も、変わりはありませんでした。名称変更には当時の現役会員の中でも様々な意見がありましたが、今日（2011年現在） まで、天文学研究会の名称でクラブは続いてきています。 |
| 年代 | クラブの動き | 世の中の動き |
| 1970年 （昭和45年） |
2月 『蒼穹』 19号 発行 2月27日 広島大学 大学問題調査室を設置 3月 『いつか来た道』 刊行 広島大学天文学会 村上先生謝恩会 編 （『蒼穹』に連載された先生の自叙伝をまとめたもの） 3月 村上先生 広島大学を退官され、広島女学院大学学長に就任される 定年まで1年を残してのご退官であった 大学は後任の天文学の教官を公募することに 6月13日 西条総合運動場の落成披露が行われる 6月30日 『蒼穹』 20号 発行 7月30日 医学部の昭和44年度卒業証書授与式（3月に実施できなかった？） 夏ごろ 天体写真家藤井旭氏、『日本の天文台』取材のため来広。 広大・楽々園・県理科教育センター・比治山女子高を取材 （『日本の天文台』は天文ガイド別冊として翌1971年6月10日出版） 10月（？） 内海先生 着任される （東京よりご転居） |
2月 9日 日本初の人工衛星「おおすみ」打ち上げに成功 3月31日 よど号ハイジャック事件 3月14日 大阪で万国博覧会（EXPO'70）開幕 ～9月13日 3月下旬 ベネット彗星 －3等級に 4月10日 ポール・マッカートニー、ビートルズ脱退を宣言 ビートルズ解散へ 4月11日 米アポロ13号打ち上げ。 月へ向かう途中、機械船の酸素タンクで 事故発生。月着陸を断念。地球に帰還。 乗組員全員無事。 5月 6日 三浦雄一郎、スキーでエベレスト大滑降 5月12日 広島シージャック事件 広島港でフェリー乗っ取り 6月23日 日米安保条約、自動延長となる 全国で安保反対運動 7月18日 光化学スモッグ発生 9月 2日 米NASA、アポロ計画の縮小を発表。 9月20日 ソ連ルナ16号(無人探査機）月に着陸。 岩石を採取して地球に持ち帰る。 11月17日 ソ連ルナ17号(無人探査機）月に着陸。 世界初の月面車を使っての探査を行う 11月25日 三島由紀夫割腹事件 三島率いる盾の会が防衛庁に乱入 長官を監禁。三島・森田は割腹自決 12月15日 ソ連ベネラ(金星）7号、金星へ着陸カプセルを 投下。着陸時に転倒するも、金星表面から データを送信. 電話(市内通話）7円/3分に（それまで時間制限は無かった） ウーマン・リブ ディスカバー・ジャパンブーム 国立大学授業料 年額1万2千円（1963年～） |
| 1971年 （昭和46年） |
夏季合宿 8月31日 楽々園プラネタリウム閉館となる。併設の25㎝は鈴峯女子高に。 12月 しし座流星群の観測 12月11日～14日 ふたご座流星群の観測 12月21日 忘年総括クリスマスコンパ 12月24日 『蒼穹』 21号 発行 天文学会として最後の蒼穹となる |
1月24日 ザ・タイガース（グループサウンズ）解散 2月 5日 米アポロ14号月面に着陸 月面で手押し車を使用。 2回の船外活動。 2月22日 成田空港予定地の三里塚、第1次強制代執行 4月16日 天皇・皇后が広島原爆慰霊碑を初参拝 4月19日 ソ連、世界初の宇宙ステーション、サリュート 1号を打ち上げ。 5月14日 群馬連続女性殺人事件で犯人を逮捕 大久保事件 6月 5日 ネズミ講「天下一家の会」に強制捜査が入る 6月17日 沖縄返還協定調印 6月29日 ソ連宇ソユーズ11号事故 宇宙ステーションサリュートで宇宙滞在時間 の新記録を樹立するも、帰還カプセルの大気圏 突入時の気密が不調、3飛行士全員が死亡 7月 1日 環境庁発足 7月17日 プロ野球オールスター戦で阪神・江夏が9者連続奪三振 7月30日 米アポロ15号月面に着陸 月面車を使用。3回の船外活動 7月 米ニクソン、訪中計画を発表。 日本に事前通知無し(頭越し外交） 7月 航空機事故相次ぐ 3日ばんだい号事故 30日雫石上空で空中衝突事故 8月 6日 佐藤総理、広島の平和祈念式典に出席 現職首相として初 8月15日 ドル・ショック 東京市場は暴落。 9月27日 天皇、ヨーロッパ訪問 ～10月14日 9月16日 成田空港建設予定地で第2次強制代執行 争議で死者が出る 9月28日 日本初の科学衛星「しんせい」打ち上げに成功 10月10日 ＮＨＫ総合の番組がすべてカラー放送となる 10月11日 ソ連宇宙ステーションサリュート1号、運用終了。 大気圏に落下 10月25日 中華人民共和国、国連へ 台湾にかわり、中華人民共和国が 国連に加盟 12月 2日 ソ連火星３号、初の火星軟着陸 12月20日 円切り上げ 1ドル308円 固定相場。それまでは360円であった 白鳥座でブラックホールの候補が発見される ニアミス テレビに押され、映画業界苦境に。 大映が倒産、日活は事業を縮小 カップヌードル（カップ麺の最初）100円 国立大学授業料 年額1万2千円（1963年～） |
| 1972年 （昭和47年） |
昭和47年度、新入生が入部した時、すぐ上の上級生は4年生で、 2・3年生はいなかったといいます。 昭和44～46年度は、学園紛争の影響で募集しなかったとの説もあります。 『蒼穹』21号には、「新入会員が入った」と言う記載もあります。 （何月に入ったか、新入学生なのかは、と言った点は不明です。） 4月 1日 西条共同研修センターが設置される 10月 村上先生を団長とするジャコビニ流星観測隊、観測のため韓国へ。 流星はあまり飛ばなかったが、韓国の天文界との交流大いに深まる 11月24日 広島大学の統合移転を決定 |
1月 5日 ニクソン、スペースシャトルの開発を指示 1月24日 元日本兵・横井庄一さんグアム島で発見され、 帰国。 2月 3日 札幌冬季オリンピック ～13日。 70m級ジャンプで日本勢がメダルを独占 2月19日 連合赤軍浅間山荘籠城事件 ～28日 犯人逮捕後、大量のリンチ殺人(総括） 事件も明らかに 2月21日 ニクソン訪中 3月15日 山陽新幹線新 大阪－岡山間 開業 3月15日 高松塚古墳で壁画発見 4月16日 ノーベル文学賞作家の川端康成が自殺 4月20日 米アポロ16号月面に着陸、月面車を使用。 月面での3回の船外活動のほか、地球帰還 軌道上でも船外活動を行う 5月13日 大阪千日前デパート火災 5月15日 沖縄返還 5月22日 ニクソン、米大統領として初のソ連訪問 戦略兵器削減協定（ＳＡＬＴ）調印 コスイギンとの間でアポロとソユーズを ドッキングさせる「アポロ・ソユーズ計画」 に合意 5月30日 テルアビブ空港乱射事件 日本赤軍３人が、自動小銃を乱射 7月 1日 閏秒 午前9時の後に1秒挿入 7月30日 中国馬王堆古墳で2100年前の貴婦人が出土 8月26日 ミュンヘンオリンピック ～9月11日 アニメ「ミュンヘンへの道」の男子バレー人気 9月 5日 ミュンヘンオリンピック村襲撃事件 ゲリラ「黒い九月」がイスラエル選手と 役員11人を殺害。 追悼式典を行って、オリンピックは最後まで 行われた。 9月25日 日中国交正常化 10月8～9日 ジャコビニ流星雨大出現の予報 空振り 10月28日 パンダが中国から日本に贈られる 12月11日 米アポロ17号月面に着陸、宇宙飛行士の一人は 地質学者であった。月面車を使用 月面での4回の船外活動。 アポロ計画最後の月着陸となる。（当初計画 は20号まで。月一番乗り競争勝利で熱が冷めた こと・ベトナム戦争の影響などで予算削減） 第２次ベビーブーム 総括、コインロッカーベビー、日本列島改造論、木枯し紋次郎 電卓カシオミニ カープ 根本陸夫監督、シーズン途中で休養・退団 森永勝也監督代行に 国立大学授業料 年額3万6千円に （一気に3倍の値上げ） |
| 1973年 （昭和48年） |
2月 8日 広島大学統合移転の地を賀茂郡西条町（後の東広島市）に決定 |
1月29日 ニクソン、ベトナム戦争終結を宣言 米軍ベトナムから撤退 2月15日 円急上昇、１ドル264円に 3月 6日 国鉄長期遵法闘争始まる 4月 6日 祝日法改正。 日曜が祝日の場合、翌月曜を振替休日に 5月14日 米宇宙ステーション スカイラブ打ち上げ （アポロのサターンⅤの第3段ロケットを改造した もの。この年、小型のサターンIBで3回、飛行士 がスカイラブに） 7月20日 ドバイ日航機ハイジャック事件 日本赤軍らに乗っ取られる。 8月 8日 金大中氏拉致事件 元韓国大統領候補、金大中氏が日本から 韓国へ拉致された。 9月29日 筑波大学設置法。東京教育大学は廃止されることに 10月 5日 米空母「ミッドウェー」横須賀に入港 10月 6日 第4次中東戦争勃発。石油危機・オイルショックに。 トイレットペーパーなどまで買い占めが起こる。 11月14日 関門橋開通 11月29日 熊本 大洋デパート火災 12月 4日 米パイオニア10号、木星に最接近 石油危機 オイルショック、省エネ ハイセイコー、花の中三トリオ カープ 別当薫監督就任 国立大学授業料 年額3万6千円(1972年～） |
| 1974年 （昭和49年） |
6月 7日 教養部を改組して総合科学部が設置される。 （総合科学部は、自学部の学生の専門課程を教育すると 同時に、広大全学部の学生の一般教養も担当するシステム） 7月 8日 総合科学部入学式（第１回） 新年度に入ってから入試が行われたので、「国立三期校」などと 言われ、浪人を中心にして受験者が殺到、超狭き門に。 夏合宿（比婆山） |
2月 5日 米マリナー10号、金星に最接近。 スイングバイによって水星へと向かう。 その後3回にわたり水星に接近 3月10日 元日本兵・小野田寛郎さんルパング島で発見され 帰国 4月20日 モナ・リザ展 ～6月10日 8月 8日 ウォーターゲート事件でニクソン失脚 8月15日 韓国、朴大統領狙撃事件 夫人が死亡 8月28日 ピアノ騒音殺人事件 8月30日 三菱重工ビル爆破事件 この後、企業の爆破事件が相次ぐ 9月13日 ハーグ事件 日本赤軍らが人質を取って、オランダ・ ハーグのフランス大使館に立てこもる。 11月18日 フォード米大統領、現職の大統領として初の来日 11月23日 米ソ、戦略兵器削減交渉（ＳＡＬＴ）促進に合意 コホーテク彗星 予想ほど増光せず 金脈 石油闇カルテル 便乗値上げ、狂乱物価 日本沈没、ストリーキング 愛国発・幸福行きの切符 巨人の長島茂雄が現役を引退。中日がセリーグ優勝し、 巨人のV10を阻む。 カープ 森永勝也監督就任するも３年連続の最下位に沈む。 国立大学授業料 年額3万6千円(1972年～） |
| 1975年 （昭和50年） |
3月31日 教養部廃止となる 夏合宿（深入山） 空き缶に蝋を入れて、ロウソクにしていた物が倒れ、やけどを負った人が 出たため、一日早く撤収することに。 8月29日 はくちょう座に新星 出現 その後、急速に増光し、30日には1.8等に 内海先生と会員、岡山天体物理観測所に滞在中の出来事 秋合宿（冠山） ラジオで、初優勝への期待が高まってきた広島カープの試合に聞き入る。 |
3月10日 山陽新幹線博多まで開通「ひかりは西へ」 3月16日 米マリナー10号、水星に最接近 4月30日 南ベトナム政権が崩壊し、ベトナム戦争終結。 5月 7日 英エリザベス女王来日 5月16日 田部井淳子さん、エベレスト登頂に成功 女性として世界初 7月17日 沖縄ひめゆりの塔で皇太子が火炎びんを 投げられる 7月17日 アポロとソユーズがドッキング。 緊張緩和（デタント）の象徴となる 7月19日 沖縄海洋博開幕 ～翌年1月18日 8月 4日 クアラルンプール事件 日本赤軍がマレーシアの首都にあるアメリカ、スウェーデン 両大使館を占拠。超法規的措置で服役囚を出国させる。 ８月（？） 本通りで 広島カープ「優勝・模擬」パレード 9月30日 天皇初の訪米 ～10月14日 10月１５日 広島東洋カープ セリーグ初優勝（後楽園球場 対巨人戦） 10月22日 ソ連ベネラ9号の着陸カプセル、金星に着陸、 初めて地表を撮影する 11月15日 第1回先進国首脳会議（サミット）開催。G6 開催地フランス。 12月10日 三億円強奪事件の公訴時効が成立 国際婦人年、中ピ連、暴走族、ツッパリ ピッカリコニカ（初のストロボ内蔵カメラ） 使い捨てライター フォーライフ・レコード（アーティストが自ら作ったレコード会社） カープ ジョー・ルーツ監督就任するも、4月で退団、 野崎泰一監督代行（2日間）を経て古葉竹識監督就任 セリーグ初優勝 創設26年目にして悲願達成 帽子・ヘルメットを赤色にして、赤ヘルブーム。 オールスターで山本浩二・衣笠アベックホーマー 日本シリーズでは阪急に0勝4敗1分け 国立大学授業料 年額3万6千円(1972年～） |
| 1976年 （昭和51年） |
6月 6日 新歓ハイク（南原峡） 6月 『来るべき木星シーズンにそなえて』刊行（青焼きコピーの冊子） 6月12日 新歓コンパ(ますゐ） 6～7月 反射鏡研磨用の丸い板ガラスを求めて、造船所などを見て回る。 船の丸窓ガラスに期待したが、良い物は見つからず。 7月22～26日 夏合宿（八幡高原） 2年1名、1年4名が参加。初日は素晴らしい星空。 その後、台風が二つ、連続して通過 10月 青板ガラスを購入し、数名が15㎝反射鏡の研磨を開始。 最終的に短焦点反射の鏡筒まで仕上げたものが一人、 反射経緯台までに仕上げたのが一人であった。 10月7日 日本天文学会、広大を会場に開かれる。 ～9日 著名な天文学者多数がドーム下のBOXを訪問。 クラブ員は受付・発表スライドの映写・発表時間通知等のアルバイト。 （日当一人3千円は部費に） 懇親会（於、大学会館）に無料で参加させていただく。 日本天文学会があったため、秋の合宿は行わなかった。 12月10日 統合移転実施計画委員会が設置される 入会金700円 会費前後期各500円 |
1月31日 鹿児島で５つ子誕生 2月 ロッキード事件で国会証人喚問 3月 ウエスト彗星出現 3月 2日 国鉄のダイヤから蒸気機関車が消える 4月 選抜高等学校野球 で崇徳高が初優勝 7月17日 モントリオールオリンピック ～8月1日 7月20日 米バイキング１号火星に着陸 写真やデータを送信 7月27日 ロッキード事件で田中前首相逮捕 9月 6日 ソ連のミグ25、函館に強行着陸 搭乗員はアメリカに亡命 記憶にございません、灰色高官 宅配便（宅急便）始まる 電話、3分7円が10円に VHSビデオデッキ デンセンマン 電線音頭 国立大学授業料 年額9万6千円に 一気に2.7倍の値上げ （ただし、76年4月には 法案が国会を通過せず、前期は据え置きとなり、 新入生はこの年だけは66000円であった） この後、ほぼ2年ごとに値上げされることに |
| 1977年 （昭和52年） |
3月 入試の合格電報アルバイト。部費の足しとする 4月 クラブの名称を「天文學会」から「天文学研究会」に変更。 新入生の勧誘は、新名称で行う。 4月 入学式会場で行われたクラブ紹介に参加、勧誘を行う 週一回の例会を設ける （52年度前半、例会は学習会を行った。後半からはクラブの 話し合いの場的な性格が強くなる） 多数の新入会員が入会（女性会員も多数） 太陽・流星・変光星、各班を設けて活動 4月 『蒼穹』（天文学研究会版）No.1 発行 ・初期の研究会版『蒼穹』は、例会での学習資料的な 性格が強かった ・No.1はかなりの厚さでホチキスの針が通らず、 ドリルで穴を開けて針金で閉じあわされている 4月28日 新歓コンパ（いろは） 5月 2日 政経学部を改組し、法学部と経済学部を設置 5月14～15日 新歓キャンプ（青少年野外活動センター） 5月 『蒼穹』 No.2 発行 6月 広大25㎝反赤の鏡を、東京天文台岡山観測所で再メッキしてもらう ため会員2名が先生に同行。岡山では毎年6月に反射鏡の再メッキを しており、広大の望遠鏡もその際に2年に一度メッキを依頼していた。 6月20日 『蒼穹』 No.3 発行 巻末に「ブラウン博士にささぐ」とある （6月17日フォン・ブラウン死去） 7月 『Summer Camping Guide '77.7』刊行 夏合宿のしおり 7月13～17日 夏合宿（八幡高原）4泊5日 自転車で行った（行かされた？）者もいた 雲間からときどき見える星は素晴らしいが、天候に恵まれず 8月13日前後 ペルセ流星群観測会（羅漢山）3泊4日 盆で帰省中の者も多かったが、広島在住者を中心に9名が参加 ３夜連続の晴天で疲労困憊 回転シャッター付き４連カメラを作り、流星の継続時間測定可能に （写真が天文ガイドに入選するも、クラブの印鑑がなかったため、 入選の賞金を受け取れなかった。） 10月10～13日 秋合宿 3泊4日 人数多数のため、羅漢山（10人）・八幡高原（13人）の 2隊に分ける 10月22日 コンパ 11月3～5日 大学祭 3日 スライド映写会・講演会・星見会・模擬店など企画多数。 ・講演会の講師は、OBの佐藤さんに依頼。 演題：『地球人は宇宙人か』 ・模擬店は洋酒喫茶「イスカンダル」 4日 星見会 この日、初めて大学祭が全学休講で行われた 5日 ゴダイゴがコンサートをしているグランドで模擬店（洋酒喫茶） 夜は星見会 11月 『蒼穹』 No.4 発行 （奥付に「47部発行」とある） この号から、天文記事・観測報告に加えて随筆的内容 が増え、読み物としての充実を見せる 11月17～18日 しし群流星群観測 羅漢山へ 12月 『蒼穹』 No.5 発行 12月13～14日 ふたご群流星観測 可部の亀山南小学校へ 宿直の方が温かい牛乳を差し入れてくださった。 流星観測盛ん 流星観測に熱心な草加氏（1年）の加入が大きな力となる。 観測結果を日本流星研究会の『天文回報』に送り、「New Hopeが広大 天文研をひっさげて登場！」と賞賛される。 ル・モンドという地元のミニコミ誌が例会を取材に来る。クラブの様子や 会誌『蒼穹』の内容などが掲載される。 入会金700円 会費前期500円 後期1000円 |
1月 4日 青酸コーラ事件 東京で電話ボックスに毒入りコーラが 置かれ、死者が出る 2月14日 毒入りチョコ 東京で青酸ナトリウム入チョコ 3月10日 天王星の環の発見 天王星による星食を観測中、天王星近傍での の星の光度変化から環の存在が分かった 3月29日 領海12海里・漁業専管水域200海里 5月3～5日 広島フラワーフェスティバル 第1回 アグネス・ラムが来広 5月 8日 成田空港反対派の鉄塔２基が撤去される 反対派と機動隊が激突、死者が出る 6月17日 米フォン・ブラウン、死去 ドイツV2の生みの親。米に亡命し宇宙開発の中心に。 アポロの月着陸を成功に導く。 7月14日 気象観測衛星「ひまわり」打ち上げ 7月 ニュージーランド沖で首長竜のような巨大生物の 死体が漁船の網にかかる。写真は写したが、死体は 漁船の魚保護のため、海中に投棄され、正体は 不明のまま。 8月 7日 北海道有珠山噴火 8月12日 米スペースシャトルエンタープライズ、初の滑空飛行に成功 エンタープライズは実験機で、宇宙には行けない構造。 ジャンボジェットに背負われて上空へ上がる。 9月 3日 巨人・王貞治、756本塁打。世界記録を更新 国民栄誉賞第1号に 9月28日 ダッカ日航機ハイジャック事件 日本赤軍の犯行。超法規的措置で服役囚を出国させる。 9月29日 ソ連宇宙ステーションサリュート6号を打ち上げ 1982年まで、長期にわたって活躍 連続有人日数576日 連続185日宇宙に滞在した者も 11月 横田めぐみさん失踪 後に北朝鮮による拉致と判明。 昭和50年代に拉致事件が多発 円高の影響深刻 プリントゴッコ ジャスピンコニカ（初のＡＦカメラ） 映画「宇宙戦艦ヤマト」「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」 話がピーマン、普通の女の子に戻りたい、祟りじゃー、天は我らを見放したか、 国立大学授業料 年額9万6千円(1976年～） |
| 1978年 （昭和53年） |
1月31日 『蒼穹』 No.6 発行 2月24日 『蒼穹』 No.7 発行 3月10～12日 春合宿（大三島、入り日の滝） 2泊3日 無住の寺の境内にテントを張り、滝の水で炊事。 3月24日 月食 屋上で観測 4月 ７日 県立体育館で行われた入学式後のクラブ紹介に参加、 勧誘を行う。その後、平和公園で花見。 4月20日 『蒼穹』 Ｎｏ.8 発行 5月13～14日 新歓キャンプ （青少年野外活動センター） 5月25日 『蒼穹』 Ｎｏ.9 発行 6月17日 教育学部が教育学部と学校教育学部に分離される 6月29日 『蒼穹』 Ｎｏ.10 ならびに 『1978 Summer Camping Guid』 発行 6月（？） 合宿・キャンプ用のテント一張りを購入（大学祭模擬店の利益で？） 6月～7月 芹洋子の「坊がつる讃歌」がヒット ＮＨＫ「みんなのうた」から大ヒットとなる。 原曲は広島高師「山岳部第一歌・山男」である ７月11日 学部等移転年次計画を決定 7月29日 『Astro Chorus』（夏キャンプ用歌集）発行 7月29日～8月2日 夏合宿（八幡高原） 4泊5日 梅雨明けが早く、夏合宿にはめずらしく3晩半晴れる 8月 ペルセ観測会（羅漢山） 2年目、キャンプとして定着・恒例化 9月28日 『蒼穹』 Ｎｏ.11・『1978年秋期合宿のしおり』 発行 10月 2日 部分日食を25㎝のドーム周辺で観測 10月3～6日 秋合宿 八幡・雲月に別れて実施。雲月隊、スズメバチに襲われる 10月28日 『蒼穹』 Ｎｏ.12 発行 大部で上下2巻に分冊（表紙にNo.11と誤記） 11月 大学祭で、スライド映写会・講演会・星見会・模擬店などを行う。 11月30日 『蒼穹』 Ｎｏ.13 発行 12月10日 村上先生御叙勲祝賀会（広大天文学会OBが主催） 午後2時より ホテルニューヒロデンにて 会から現役を代表して３名が出席 12月16日 『蒼穹』 Ｎｏ.14 発行 12月（？） 『変光星班観測報告 ーβPer(アルゴル）の巻ー 』 発行 週一回の例会 昨年来の班活動を継続 太陽班、昼休みに太陽面のスケッチを継続して行う 流星観測盛ん 入会金700円 会費 前期後期ともに1000円ずつ |
3月26日 成田空港管制塔占拠事件 開港寸前の管制棟を過激派が占拠、 機器を破壊し、開港は延期に。 4月 4日 キャンディーズさよならコンサート 後楽園球場 5月20日 成田空港開港 7月25日 英で世界初の体外受精児（試験管ベビー） 8月10日 日中平和友好条約調印 8月 2万5千分の1地図、日本全域をカバー 10月 2日 部分日食 11月 ドラフト、江川騒動 巨人はドラフト制度の強引な解釈で江川と 契約し、ドラフト会議を欠席。ドラフト会議で は阪神が指名。コミッショナー裁定で阪神 から巨人にトレード。 冥王星の軌道が海王星の内側へ入り、 水金地火木土天「冥海」となる 使い捨てカイロ 竹の子族、口裂け女、嫌煙権、窓際族、ディスコブーム 国立大学授業料 年額14万4千円に |
| 1979年 （昭和54年） |
1月29日 『蒼穹』 Ｎｏ.15 発行 3月 春合宿（大三島） 4月1日 水畜産学部を改組して、生物生産学部を設置 4月 文団連(文化サークル団体連合）主催の新入生勧誘会で、 スライドにＢＧＭとナレーションをつけて上映し、好評を博す。 以後しばらく、スライド映写会はこのスタイルを踏襲することに。 4月19日 『蒼穹』 Ｎｏ.16 発行 5月5～6日 新歓キャンプ（青少年野外活動センター） 5月31日 『蒼穹』 Ｎｏ.17 発行 7月 7日 『蒼穹』 Ｎｏ.18 発行 7月 9日 『'79夏合宿のしおり』 発行 7月19日 『ASTROコーラス Best100 '79』 発行 夏合宿（八幡高原） ペルセ観測会（羅漢山） ９月 コンパ カープＶ２の日と重なる。１次会後、紙屋町のデパート前で 街頭テレビ観戦、流川で盛り上がる 10月 8日 『1979年度 秋合宿のしおり』 発行 10月10～13日 秋合宿（八幡・雲月、二隊に別れて実施） 10月28日 『蒼穹』 Ｎｏ.19 発行 11月 日本シリーズのチケットを大量に入手できたので、会員多数が 日本シリーズ地元3試合を観戦。(カープ3連勝！） 11月2～4日 大学祭 スライド映写会 星見会 バザー（模擬店） 3日：模擬店のテント前で、折からの日本シリーズ第6戦（大阪球場）の ラジオ生中継を流しながら、小さな黒板にスコアボードを再現、 黒山の人だかりが出来る。 11月 4日 日本シリーズ第七戦、9回ウラ一点差で無死満塁。江夏の21球を 手に汗握りながらにBOXの古いラジオ（人工衛星観測のころのものか） で聞く。 11月（？） 体育会主催のフェニックスソフトボール大会に参加、いくつか勝って盛り上がる 11月29日 『蒼穹』 Ｎｏ.20 発行 12月19日 『蒼穹』 Ｎｏ.21 発行 12月 冬合宿と称して有志が大三島へ。 惑星・変光星・流星・写真・星座・の班活動 入会金700円 会費 前期後期ともに1000円ずつ |
1月13日 共通１次試験、初実施 国公立大学入試が対象 新制国立大学発足以来の１期校・2期校と言う入試システムは 終わりを告げた 1月26日 三菱銀行北畠支店人質事件 1月31日 阪神江川投手と、巨人小林投手とがトレード。 ごり押しすることを「エガワる」と表現 2月12日 広島競輪、放送ミスで、観客が暴れる 3月 1日 米ボイジャー1号、木星に最接近 3月14日 電話のダイヤル化完了 交換手を通さずに、全国どこへでもダイヤル通話が可能に 3月28日 米スリーマイル島原発事故 4月 1日 イラン革命（ホメイニ革命） 第2次石油危機に 5月 3日 英サッチャー、ヨーロッパ初の女性首相に 7月 9日 米ボイジャー2号、木星に最接近 7月11日 米スカイラブ大気圏に落下。 落下位置をなかなか予測できず、不安。 燃え尽きずに地上に落下した部品も 7月11日 東名日本坂トンネル事故 6月28日 東京サミット～29日 東京は厳戒態勢に 第２次石油危機が中心議題 10月26日 韓国朴大統領、暗殺 第２次石油危機、省エネ カラ出張 インベーダー・ゲーム、天中殺、ジョギング、ぶら下がり健康器 ウォークマン 日本語ワープロ開発される カープ、2度目のセリーグ優勝（V2)市民球場で初の胴上げとなる 日本シリーズ、近鉄に４－３で勝って初の日本一（J１） 第7戦は「江夏の21球」で球史に残る熱戦 日本シリーズのTV中継中、市民球場外野席の北西に、 建設中の広島市こども文化科学館プラネタリウムの ドームが映り、話題になる 国立大学授業料 年額14万4千円(1978年～） |
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